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自分に優しさを

ヨガは1%の理論、99%のプラクティスと言われます。
100%のプラクティスだと、ヨガで身体についたコリや緊張を外すことをずっと続けることになります。例えるなら、地表の草刈りです。
身体についてしまったストレスを外す。またついたら外す、、、この繰り返し。

たった1%だけでいいのです。
ヨガ哲学を頭に入れて自分の心(思考)に適用できると
自分の思考が変わるので、コリや緊張がつきにくい身体になっていきます。
こちらは例えるなら、地面の中の根っこまでも抜き取ることです。
結果、身体にストレスが付きにくい自分になっていきます。

 

現在、ヨガ哲学コーチングを受講されている方に3回目までを終えてのご感想をいただきました。

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「自分とは何か?」
気がつけば自分の中でずっとモヤモヤした何かを抱えて生活してきました。
自分らしく、私らしく・・・。と望みながら
自分の中にある《嫌な部分》が見えることにもモヤモヤしていました。

レッスンを受けて感じたことは、《いい部分》も《嫌な部分》もあっていい。
「それを含めて丸ごとの自分を認める。」ということ。
今まで出会ったことのない考え方に触れて、モヤモヤがはがれ、新しい光に出った気分になりました。

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私も以前はこの方と同じように、
《いい部分》の自分は認めるけれど、
《嫌な部分》の自分は見ないふりをしたり、
そんな自分はダメだから改善して、
《いい部分》の自分を増やすのが良い人生なのだ!と
自分にとても厳しく生きていました。

だけど、人は《いい部分》と《嫌な部分》を半々持っているもの。
《嫌な部分》も含めてどんな自分も認めてあげること。
これがありのままの自分を認めるということに気づいたときは、
身体や頭を締め付けていた鎖が切れ落ちて、生きるのがとても楽になりました。

繰り返しになりますが、
ヨガの実践では、身体についてしまったコリや緊張を緩めることができます。
ですが、内側の思考が「ありのままの自分を認めていない」ままだとまたすぐにコリや緊張が身体についてしまいます。

ついては外し、ついては外し、、、。人生これの繰り返しではとてももったいないですよね。
身体からのアプローチでコリや緊張を外しながら
一歩進めて
心(思考)へのアプローチを行い、いらない思考を外し、新しい思考を取り入れるということをやってみませんか?

ついたものは外しながら
根っこを引き抜くことにも取り組んでみる。
これが心と身体を切り離さずにトータルでケアするということであり
そうすることでようやく人生が大きく変わりだします。

まずは、《嫌な部分》の自分をそのまま認めてみてください。
「こんな自分も許す。」と自分に優しく心の中で言ってみてください。

他の誰かに認められなくても
自分だけは、どんな自分だろうが認めてあげること。
味方でいること。
人に優しくする前に、自分に優しくできていますか?
完璧主義になりそうな自分がいたら、笑ってみましょう。