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姿勢を良くしようとすると、逆に疲れる理由

「姿勢を良くしてください。」

そう言われると、多くの方は

・胸を張る
・肩を後ろへ引く
・あごを引く

ということを意識します。

でも、それを続けていると

「疲れる。」
「肩や首が張ってしまう。」

そんな経験はありませんか?

実は、それには理由があります。


身体は、一部分だけで支えているわけではありません。

土台となる足があり、
その上に膝、
骨盤、
背骨、
肩、
そして頭があります。

私はよく、だるま落としに例えてお話しします。

一番上だけを真っすぐにしようとしても、

下の積み木がずれていたら、
全体は不安定になります。

無理に支えようとするので、
余計な力が入り、疲れてしまうのです。


だから私は、

頭や肩の位置だけを直そうとはしません。

まず見るのは、

・足先の向き
・足幅
・膝の向き
・骨盤の位置

です。

土台が整うと、

頑張って胸を張らなくても、
自然と身体は起き上がってきます。


身体は、ユニットとして動いています。

肩が痛いから肩だけ。

首が前に出ているから首だけ。

そんなふうに一部分だけを変えても、
根本的には変わらないことが少なくありません。

だからこそ、

「全体のつながり」

を見ることが大切なのです。


レッスンでも、

「立ち方を少し変えただけで肩が軽くなった。」

「足の向きを変えたら膝が楽になった。」

そんなことがよくあります。

それは魔法ではなく、

身体が本来の動きを取り戻したからです。


姿勢は、頑張って作るものではありません。

土台が整うことで、

結果として、美しい姿勢になる。

私は、その順番を大切にしています。

だからレッスンでは、
ポーズの形だけでなく、

身体全体のつながりや、
日常の体の使い方もお伝えしています。

身体は、部分ではなく全体。

そこが変わると、姿勢も、動きやすさも、少しずつ変わっていきます。

良い姿勢は、頑張って作るものではなく、頑張らなくても立てる身体の結果です。

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