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カテゴリー: ヨガ

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不安から抜け出るマインドフルネスヨガ

大昔のヨガといえば、

瞑想の時間のことでした。

 

瞑想とは、心と思考を休ませて

内側(呼吸、身体)を観察する、今ここにいる時間です。

 

心、思考は放っておけば、勝手に過去や未来に行き

不安や後悔を作り出します。

 

ただし、それは頭の中だけ。

 

実際には

客観的事実ではなく、自分だけの主観的な思いであり、取り越し苦労です。

ですが、

私たちは

その頭の中の実際には起きてもいないことの不安や

今さらどうしようもない過去の出来事の後悔に

とらわれすぎているようで

何かをやりながらも

頭の中はずーっと不安なこと、後悔、、、でいっぱいになっています。

 

自分で不安や後悔を作り出しているわけですが、

それをやめるには

『今、ここ』に意識を向けることです。

 

ヨガの時は

呼吸

呼吸で動く身体

一番刺激を受ける部分

 

をただ観察し続けます。

 

ポーズをすることで、身体への注意が向きやすくなりますので、

ただ座って瞑想に取り組むより

簡単な動きがあった方がやりやすいと思います。

 

自分をただ観察し続け、

雑念が浮かんできても、ダメだとジャッジせずに

ただ『雑念』とラベルを貼って横に流していきます。

 

観察している間は、心、思考はお休み状態になります。

観察と思考、2つは同時には動かせません。

 

この『今、ここ』にいる時間、マインドフルネスな時間がないと

私たちは

心、思考に主導権を奪われた人生が続きます。

 

マインドフルネスな時間をつくることで

心、思考を

本質の自分に手なづけることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日はヨガ×コーチングセミナー

今日はヨガ×コーチングセミナーの2回目でした。

『自己肯定感を高める』がテーマでしたが、

皆さん積極的に

たくさん話してくれて、あっという間に時間が過ぎました。

 

「色んな立場の人と話をできて面白かった」

 

「知らない人達同士だから、素直に話せた」

 

とのご感想もありました。

 

誰かに話を聴いてもらう、思いを聴いてもらうって

とっても大事な時間ですね。

 

たとえ問題が解決しなくても、

聴いてもらえるだけで満たされます。

人に話すと自分に頭の中も整理されるので、

 

1人でモヤモヤする時は

・アドバイスはせずに、人の話を聴ける人

・さらに質問を投げてくれる人

に話を聴いてもらうのことをおすすめします!

 

 

他にも本日セミナーのご感想をいただいたのでご紹介します。

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「自分のふたをしていた感情を見ることができました。

恥ずかしい、、、とかへっぽこだなぁ、、、と感じたら、

次どうする?と考えることができました。

明日が楽しみになりました。」

 

「最近じっくりと自分と向き合うことがなかったので

よい時間を過ごすことができました。

みなさんのお話もとても参考になりました。」

 

「参加して良かったです。

自信をもてないことは自分だけの問題かと思っていたけれど、

親との関係(問題)であるとすぐ気付けたことが意外でびっくりしました。

そこの問題を掘り下げてみます。」

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内側を掘り下げる。

あまりみたくない自分の嫌な面を見ることになりますが、

これをやると、自分の器が大きく育っていきますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心は私自身ではない

思考や心はコロコロと変わります。

これは変わる性質を持っているので当たり前なのですが、

 

自分=思考だ

あるいは

自分=心だ

 

と思っていると、

変わる性質をよりどころとしているので、いつも揺れます。

不安の中で生きているような感じです。

 

ヨガ哲学では、

「私、自分というもの」は「変わるもの・変わらないもの」の二つに分けられると考えます。

思考や心は自分の中の「変わるもの」。

そして魂は「変わらないもの」。

 

よく「ありのままの自分でOK」だ。

とか言いますが、これは、

この「変わらない私=魂の自分」で生きている時、

どこにも欠けのない、それだけで完璧な存在だということです。

 

この「変わらない私」の感覚は、ヨガをしている最中に「なんともいえない至福感」として感じられます。

思考は止まり、穏やかに自分に戻る感覚。。。

「あぁ、この自分でいいのだ」という安心感。

 

この「変わらない私=魂の自分」が自分の中にある。

ということがわかれば

何があっても安心感が生まれます。

何があっても、思考や心に振り回されてても、

私たちの内側の深い部分は、いつだって平和なのです。

そこに戻れる安心があります。

 

 

呼吸を深める方法

呼吸が浅いという方。

 

まず今の自分の呼吸を観察してみませんか。

 

何を観るかというと

 

吐く息の最後の最後まで観ていきます。

 

吐き切るとはどうなったときなのか?

 

吸う息との切り替わりはどうなっているのか?

 

そこに間が存在するのか?

 

 

興味深く自分の呼吸を観察するだけで

 

少し呼吸が深まります。

 

そして、

「吐き切る」

「吸い始め」

 

の間にある静かな間。

 

ここを長くしていければ、

心地のよい呼吸の環が出来ます。

 

 

レッスンに来られる方がよく、

「ここに来ると、呼吸がいつもより楽に深く出来るんです。」

とおっしゃいます。

 

場も大事です。

やはり、いい気の流れる場所は呼吸も深まります。

 

レッスンでは、

「みんなが心地よい本来の呼吸に戻れるように」

このために

場を整えること、気を満たすことにとても気を使っていたりします。。。

 

話が逸れましたが、

 

呼吸は、生命をつなぐためには止めてはならないもの。

その呼吸が浅いと、可もなく不可もなくと言ったところです。

 

呼吸が深くかつ意識が内側に向いていれば

長寿、アンチエイジング、病気予防、ダイエット、、、と様々な効果がもたらされます。

 

しかも道具もいらない、場所もとらない、自分一人でできます。