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月: 2019年4月

MONTHLY ARCHIVE

ぐるぐる思考を止めるには??

「悩んでもどうしようもないことを

気がついたらずっと考えていて、

無駄なことだとわかっているけれど

やめられないんです。」

というようなお悩みをよく聞きます。

 

「わかっちゃいるけどやめられない。」

という時

ぐるぐる思考を止めるにはどうしたらよいでしょうか??

 

答えは、

考えている自分を客観的に観察する自分を立ち上げ

「今、考えても答えの出ないことを考えてたな、私」

と自分を客観的に観ることです。

これで一旦、ぐるぐる思考は止まります。

 

しばらくしてまたぐるぐる思考が始まっていたら

また

「考えてもしょうがないこと考えてたぞ、私」と

気づきます。

 

それをひたすら繰り返していきます。

 

そして

自分を観ることで、

思考はコントロールできるものだと

気づくときがやってきます。

そうなると

「やめたいのに頭から悩みごとが消えないのです。」

という自分の問題なのに【受身な姿勢】ではなくて

 

「自分で思考は止められるのだ。

止めるか止めないかは自分次第」

と自分の人生を【主体的に送っていこうという姿勢】が

とれるようになってきます。

 

一方でヨガの時間は

自分の内側をただ観察し続ける時間です。

呼吸、身体の伸び縮み、痛み、左右差、、、。

なんのために観察するのでしょうか?

 

それは思考を止めるためです。

 

思考が止めれることに気づくためです。

つまり

思考に支配され続ける人生から

思考をうまくコントロールできる自分になるためです。

 

 

ヨガの内側の観察も

日常でのぐるぐる思考の観察も

どちらも同じ目的ですね。

 

日常でのぐるぐる思考の観察は

難易度が高いので、

最初はヨガから練習して

そして日常の問題へと応用出来る力をつけていくのが

おススメです。

 

 

ヨガをやる目的は

主体的にそして自分らしく幸せな人生を歩むためです。

 

そこまで人生に影響を与えることのできるものです。

昨日のお寺ヨガでも

「なぜヨガをやるのか?」を簡単に説明てからヨガをスタートしました。

 

もちろん、普段動かさない身体動かすことで、気持ちいい!

というところもありがたく受け取ってくださいね。

それでもそれだけではないヨガのメリットがあることも

知っていれば

ヨガは人生が豊かになっていくための道になります。

 

周りのリクエストに応えて生きるのは幸せ??

「単なるエクササイズだと思っていたヨガのレッスンが

一つ一つの動きが自分を見つめる大切な時間だとわかってからは、

レッスンを受けることが非常に楽しくなりました。」

という嬉しいご感想をいただきました。

 

ヨガ=身体エクササイズだと思っていると

いつかは飽きてしまいます。

前屈が出来ても出来なくても、

出来ないポーズがたくさんあっても、全く問題ありません。

 

ポーズは、自分の内側をみるための単なる道具です。

 

ではなぜ、自分の内側を見る必要があるのでしょうか?

 

それは、

大きく言えば、幸せに生きるためです。

 

ほとんどの時間、人は外側に意識が向いています。

「目の前の人はどう思っているのか?」

「ここで優しくしておかないと」

「いい人だと思われたい」

「こんなこと言ったら、馬鹿にされるかな」

 

つまり

自分はこうありたい、

私はこれを言いたい

これは嫌いだ

を我慢して

周りのリクエストに応えて生きることに全力を注いでいます。

 

そうすると

 

だんだんと自分の本音がわからないようになってきます。

私の幸せってなんだろう??

人に認められる存在になろうと頑張っているけれど、

その割にはあまり幸せを感じていない自分がいるような。。。

こんな気持ちはありませんか??

 

幸せになりたいと思いながらも

人を満足させる人生を知らず知らずに歩いています。

ですが、幸せになりたいなら、

自分を満足させる道を歩く必要があります。

そのためには、

 

一日のうち数分でも、あるいは週に1回でも

外側に向いている意識を

自分に向けてあげることをやってみてください。

 

それは難しいことではなくて

目を閉じて、自分の身体を観察してあげること、それだけです。

 

いきなり動かずに座り続ける瞑想はハードルが高いけれど

目を閉じて、ゆっくりとした呼吸にあわせて身体を動かせば

身体の伸びているところ

ちょっと痛いところ

左右の差

呼吸の深まり(あるいは呼吸が浅いこと)

などを観察しやすいと思います。

そうやってただ観察をしてあげる時間を過ごすことで

周りのリクエストにこたえるためにはどうしたらよいだろうか??

とフル稼働だった思考が大人しくなります。

思考が大人しくなれば

ようやく静寂が訪れます。

 

静寂

安心感

穏やかさ

これが見えていなかった本当の自分の性質です。

この性質に出会えたら

あー、私は今幸せだ。と思えます。

 

内側に意識をむけてあげることで

幸せは感じられます。

 

遠くまで出かけなくても

幸せは

自分の内側にあるということ。

そして、

今この瞬間手に入れられるものです。

 

 

ヨガは長い長い道だと思っています。

飽きるということはなく、死ぬまで歩いていく道。

飽きないのは、

自分を幸せにするということを

徹底的にやっていく道だからです。

 

 

何に安心を感じて

どういう自分だと幸せな気持ちになれるのか?

 

人が期待する自分になるのではなくて

自分基準で生きるために必要なのが

自分と向き合うということです。

 

それがヨガです!

単なるエクササイズではないのです。

 

季節の養生イベント、好評につき継続します!

今日は季節の養生法を取り入れた

「薬膳パフェ×デトックスヨガ」のイベントでした!

 

人間も自然界の一部です。

自然をコントロールしていくのではなく

自然界の季節の流れにうまく身を任せることができれば

もっと軽やかに元気で過ごせると思います。

 

ということで今日は「春の季節に必要な養生ヨガ」を行いました。

 

春はデトックスの時期なので、

冬場に溜め込んだものを上手く排出することを意図したポーズを多めに。

そして

経絡に刺激を与える陰ポーズ(筋肉はお休みさせて長めのキープを行うポーズ)

では、春に対応する肝経にアプローチ。

ヨガで心身が整った後は、お楽しみの薬膳パフェの時間です。

生クリーム、イチゴなどの洋風のパフェに比べたら

圧倒的な華やかさはないかもしれませんが、

40歳を過ぎたら見た目の華やかさより

素材の贅沢感、罪悪感なく食べられるものの方が

結果として満足感は高いですね。

(食べてから後悔・・・というのが一番悔しいです。)

 

優しい甘さのあんこと葛、生麩

このパフェは春だけのものにしておくのはもったいない!!

そして

季節の養生は春だけじゃない!!

ということで

今年は

春・夏・秋・冬の年4回「季節の養生イベント」として

開催することになりました!!

あとで思い出したのですが、

陰ヨガで経絡のことを学びながら

数年前に

「いつか季節の養生ヨガをやりたい!!」と思っていたことを思い出しました。

 

願えば叶うものですね。

というか、

「やる。」

という初期設定さえしてしまえば

タイムラグはあってもすべてうまくいくのだなと改めて思いました。

 

その時必要なのは

「自分の人生、必ずよくなる」

と自分の人生を信頼しておくことだけです。

 

来月の法界寺ヨガは5月24日(金)10時~です。

新緑の季節、ヨガをはじめるには最適な時期です。

初めての方も、お久しぶりの方もお待ちしております。

日時:5月24日(金)10時~11時30分

場所:法界寺(小松市東町)小松駅から徒歩5分

料金:2000円(お茶お菓子つき)

定員:6名

ご予約ページはこちら

 

日常から離れる簡単な方法とは?

【ホームページのお知らせ】

今日からホームページのURLが新しくなりました!(内容は変更していません)

安全なサイトへ

ということで、

独自ドメインを取得し、SSL設定も完了しました。

(SSL設定は、暗号化通信を行うことで不正なのぞき見などを防止する機能らしいです。)

あまりこういうのは詳しくなのですが、

基本WEBの作業は、「とりあえずやってみる。」というスタンスです!

やってみたら案外何とかなります。

 

新しいURLは

http://beingyoga2009.com/

です。

引き続きよろしくお願いします。

 

お知らせは以上になります。

 

今日は定期的にプライベートレッスンにお越しいただいている方に

今後のレッスンを組み立てていく参考にするために

色々と質問をさせてもらいました。

そのやりとりの中で

なぜヨガをするか?という質問に対して

『非日常に身をおいて』という言葉が出てきました。

非日常だけではなく

ほかの生徒さんたちも

ヨガの時間は

別世界、特別な時間、自分だけの世界。。。

とよく言われています。

 

日常は、自分の外側に意識がいっている状態です。

日常から自分を切り離すことで

はじめて静かに

自分の内側をみることができます。

 

内側をみれば

身体からの気づきがやってきます。

ひらめき、直観もやってきます。

あるいは

自分の心と身体がよくわかるようになります。

たとえば、気が滞っている、身体が凝っている、

地に足がついていない、緊張で力が入っている・・・など。

 

つまり

ヨガをするときは、

「日常から自分を切り離す」

ということがとても重要なことだと言えます。

 

簡単に

今この瞬間に

日常から自分を切り離すことができる方法があります。

 

それは

 

「目を閉じること」です。

 

目を閉じて自分の呼吸を観察すれば

外側が切り離されます。

 

閉じた目で、内側を見ている間は

自分だけの世界。

 

そこから何かを得る必要もないので

ただ内側を見てみます。

 

その間は、

頭のおしゃべりが止まり

静かな自分になっています。

 

ポーズをとらなくてもヨガの時間です。