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月: 2019年5月

MONTHLY ARCHIVE

子育ての悩みとヨガ哲学

ヨガ哲学レッスンは、

小難しい用語の解説とかは一切なく(というより、出来ません。。。)

生徒さんの実生活の悩みに合わせた内容をお話ししています。

そんな中でダントツで多いのが、子育ての悩みです。

 

私も思春期の子供がいるので、

イライラすることもよくありますが、

最近思うのは、

親の器で考える

「こう生きていったらあなたは間違いなく幸せな人生を歩けるよ」

というアドバイスは

はっきりいって子供にとってはいい迷惑なんだろうなと思います。

子供の方が親より器は大きいと思っています。

親の器でできるアドバイスなんて、

実は子供の器を小さくしているだけなのかもしれませんね。

 

「あなたのことが心配で」

「あなたのことを思って」というのは

 

「親の自分が安心したいから」

「よい親だと思われたいから」

実はこんな自分のエゴを満たすためだけだったりします。

 

子供は子供で一人の信頼できる存在です。

(ここはヨガ哲学レッスンでしっかりと説明しています)

親と子の関係も、必要以上に干渉せずに

1人の人として信頼の目で見守っていたら

 

きっと

悩みだと思っていた子供のことも

悩みではなくなります。

「子供の問題は、子供が自分で解決できる力を持っている。」

そこを信じてあげましょうね。

とか言いつつ、私もたびたび

あれこれ自分の物差しで娘にアドバイスをしてしまうので、

反省もしながらの今回の記事投稿です。

 

 

 

 

 

 

 

1分でできる!緊張から解放される子供のポーズ

ヨガのポーズの中で

ゆるゆるに脱力できるもののひとつが、子供のポーズです。

名前のとおり、

子供はこの姿勢で(手は身体の横に下げてる場合も)寝てることがあります。

 

・顔が下向き

・お腹を隠す姿勢

・どこにも力をいれなくてよい

この3つがあると、人は安心して自分に落ち着くことができるんですよ。

【1分でできる!緊張から解放されるポーズ/子供のポーズ】

※画像では、膝を大きく開いていますが、

これは閉じてやっても大丈夫です。

1.四つん這いになる。

2.息を吐きながら、お尻をかかとに落として全身脱力する。

3.そのまま呼吸を続けていきます。

 

一気に全身脱力はできないと思うので、

一息吐くごとに、

肩がゆるむ、背中がゆるむ、腰がゆるむ、、、と部位を分けながら、

ゆるめていくとよいです。

 

 

同じように

前屈のポーズも

顔が下向き、おなかを隠す姿勢になるので

痛みに耐えてがんばりすぎなければ、、、ですが

とても落ち着きが取り戻せるポーズです。

 

不安が強い時、緊張が取れない時

子供のポーズや前屈のポーズで

ゆったりと安全な自分の世界に入り込み

自分を取り戻してみてください。

 

 

 

抱き枕というものがありますが、

あれも枕を抱きしめることで、とっても安心するわけですが、

身体が安心の状態になるためには、

お腹をあけっぴろげにしないということは結構重要です。

もし、仰向けで寝るのが苦痛だという方は

お腹の上に【重さ】を乗せてみるといいです。

Being yogaのレッスンでは、

仰向けでお休みするシャバーサナでは

1キロの重りをお腹の上に乗せるか

あるいは温めた400グラム程度の米ぬかカイロをお腹に乗せることで

安心してくつろぎの時間を過ごしていただいています。

バスタオル一枚くらいでもいいかもしれません。

ぜひ、一度実験してみてください!

 

「不安で行動できない・・・」を解消できるヨガ哲学

Being yogaでの現在のグループレッスンは

「マインドフルネスヨガ」という名前です。

マインドフルネスヨガとは、

【意識】

過去でもなく未来でもなく

「今ここ」に向けるヨガ時間です。

 

マインドフルネスヨガにおける

「今ここ」とは

呼吸であり、身体、思考です。

 

普段は気にもしていない【呼吸】

縮こまっている部分が伸びていく【身体】

そして

集中が切れたとたんに始まる頭のおしゃべり【思考】

これらを

【私の本質=意識】がサーチライトを照らすようにみていくわけです。

 

「縮こまるおなか」

「膨らむおなか」

「冷たい空気が鼻先から入ってくる」

「わき腹が吐く息で伸びていく」

「揺れる自分」

「揺れて動揺しているな」

「今、別のことを考えていたな」

 

こうやって、【私の本質=意識】

客観的に【呼吸】【身体】【思考】を見ていきます。

 

 

ヨガ哲学では

みるもの=意識

みられるもの=心、思考、感情、身体、、、、

としっかり定義されております。

 

みるもの が みられるもの をみていく。

 

当たり前のことを書いているようですが、

 

 

多くの人は、

心や感情が自分の本質だ。

あるいは

思考が自分の本質だ。

と勘違いしている方が結構多いです。

 

人生において

物事の結果に執着せずに、行動し続けていくには

みるもの(本質の自分)が 

後悔や不安を考えだす【思考】をコントロールしていくことが必要になります。

 

 

マインドフルネスヨガを続けて得られる、

身体へのメリットは、

脳が機能回復する、ストレスに強くなる、集中力が増す、、、など

たくさんありますが、

それよりも大切な

自分らしく幸せに生きていくための力が手に入ります。

 

 

・おしゃべりが止まらない頭の中

・過去の後悔や未来の不安をすぐに考えてしまう思考

・コロコロと変わる感情

 

こんなエゴの自分に振り回れるのではなく

そんなエゴの自分を客観的に

「また頭のおしゃべりが続いていたな」

「また起きてもないことを考えて不安になっているぞ」

「思考に振り回されているぞ、私」

気づく力がつきます。

 

気づきさえすれば、その不安を考えることは

やめることができます。

 

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〇ヨガ哲学を学べば、あなたのヨガが劇的に変わります!

 

【GW中のマインドフルネスヨガ】

4日(土)10時~11時25分

5日(日)8時~9時 誓立寺朝ヨガ※男性もOKです。

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