私はヨガのレッスンを少人数で行っています。
それは「一人ひとりを丁寧に見るため」
という理由だけではありません。
もっと大きな理由があります。
それは
安心して力を抜ける環境をつくるためです。
実は私は以前、
自由に体を動かしていた時に
周りからクスクス笑われたことがあります。
また、子どもの頃には
少し変わったことをすると
兄にからかわれることもありました。
その経験からか、
「変なことをしたらどう思われるか」
「間違っていたらどうしよう」
そんな目線を
いつも自分の中に置くようになっていました。
気づかないうちに
“誰かに見られている前提”で
体を動かしていたのだと思います。
そうすると
体はずっと緊張したままになります。
本当は
体がゆるむためには
「見られていない」
「評価されていない」
と感じられることがとても大切です。
人数が多いと
無意識に
「合っているかな」
「周りと同じにしなきゃ」
と意識が外に向きやすくなります。
だから私は
少人数で
それぞれが自分の感覚に戻れる時間を
大切にしています。
ポーズの正しさよりも
今、体がどう感じているか
そこに意識を向けることで
自然と力が抜けていきます。
ヨガは
うまくやる場所ではなく
自分に戻るための時間です。
そんな場でありたいと思っています。