地獄極楽はあの世のことではない??
少し前のことになりますが、
金沢市の照円寺で
お彼岸の時期だけ御開帳される
地獄極楽絵図を見てきました。
18枚の掛け軸に六道の世界と恐ろしい地獄、美しい極楽の絵が描かれています。
お寺の方の説明も伺いながら見学したのですが、
地獄と極楽は死後の世界のことではなく
「今のこの世界のことではないか?」と思いました。
同じ時間、同じ場所に生きていながら、
「災害が多くて不安な世の中だ」と思って生きる人もいれば
「安全な生きやすい世の中だ」と思って生きている人もいます。
自分の頭の中が
この世をどう認識するかで
目の前の世界が違って見えます。
同じ時間、同じ場所にいながら
右隣の人は極楽を生きているかもしれないし
左隣の人は地獄を生きているかもしれない。
世界をどう認識して生きていこうが自由です。
思考も思想も思い込みも自分がどう信じるか次第。
であれば
自分が幸せを感じながら
「この世は極楽である」という認識で
生きていきたいなぁと思いました。
死んでから、極楽に行きたい!
ではなくて
今の自分の頭の中が
極楽の認識で生きればいいのだと。
他にも色んな気づきが湧いてきたけれど、
まだうまく言語化できず。。。
また、お彼岸に見に行ってこようと思います。
そして、
お土産に地獄カードと極楽カードがもらえました。↓
この照円寺の地獄極楽絵図は、約150年前に作成されたものらしいです。