不安は自分の頭の中で作っている
私という存在は、「変わらないもの」と「変わるもの」とで構成されています。
変わらないもの=魂。
変わるもの=肉体、心、思考、自我など。
私というのは
心、思考だけではないという認識をもつことがとっても重要です。
先のことを不安に思う「思考」は、私の一部分であって、私の主人ではありません。
なので、不安を感じさせるおしゃべりを続けてくる「思考」をストップさせることもできるわけです。
「また、思考が不安を感じさせるようなこと言ってるな」と気づいたら、やめる。
そして目の前の物事に集中していきます。
例えば、茶わん洗いをしながら「この先のことを漠然と考え、憂鬱になる」という場合。
不安を頭で考えだしたら、それに気づいて
茶わんを洗うことに集中するのです。そうすると、思考が大人しくなります。
また湧いてくる→気づく→茶わん洗いに集中
これを繰り返していきます。
安心を感じながら生きるためには、動きまわる思考・心を「今」につなぎとめることです。
ヨガの時間はその練習を
自分の呼吸と身体を観察することで練習しているわけです。
これを実生活でも使っていけるようになると、人生を自分軸で生きられるようになります。
不安は自分の頭の中で生み出しているだけなのだと気づけます。
茶わん洗いでも、車の運転でも、歯磨きでもすべてがマインドフルネスの実践になります。
日々、実践です。