不安は自分の頭の中で作っているの続き
前回の「不安は自分の頭の中で作っている」の続きです。
不安な気持ち。
世の中色んな大変な事が起こって、不安な気持ちが湧いてくるのは自分ではどうしようもないことと思っているかもしれませんが、
実は、不安は自分の頭のなかで作っています。
実際には起きてはいない未来のことを先に考えて、
「あれがこうなったらどうしよう」
「現実にこんなことが起きたら私はどうなってしまうのだろう」
と頭の中は、次々不安を考えだすようになっています。
いったん思考が暴走しだすと、何とも言えない不安感に襲われる場合もありますね。
けれど客観的にみると、それは「あなたの頭の中」で作り出している妄想であって、
その瞬間現実の世界では、何も起きてはいません。
私の場合。
今朝は、
雪の降り積もる様子をみるとすぐに
まだ除雪もやってないし雪道の運転もしてないのに、
「大丈夫かな?」と
漠然と不安を感じて、どよーんとした自分がいました。
ここ数か月は、
高校受験の娘のことがなんとなく気になり、
まだ高校に行ってないのに
「バスで毎日通えるのだろうか?」
「あの高校で落ちこぼれないだろうか?」とかまだ起きてないことを色々と考え不安になる日々。
あとは、
小学校に上がる息子は大丈夫なんだろうか?
中学校に上がる娘は大丈夫なんだろうか?
3人とも一気に新生活で私はうまくフォローできるんだろうか?
等々、
起きていないことの不安を私の頭の中で作っております。
(きっと、子供たちは不安よりもワクワクしていることと思います。)
取り越し苦労のエネルギーほど無駄なものはないですね!
この不安を作り出す思考を大人しくさせるには
まず「今、私はまた頭の中で起きていないことの不安を考えてたな」と気づくこと。
そして
目の前のことに集中することです。
私も、気付づたらすぐに目の前のことに集中するようにしてます。
そうしたらすっと落ち着けます。
そしてそのたびに「不安は自分で作っているな」と確認してます。
前回も書きましたが、
ヨガの場合は呼吸と身体を観察すること。
日常では、目の前の作業に集中することです。
例えば、歯磨きをしながら、先のことを漠然と考えるのではなく、歯の汚れが落ち、ピカピカになることをイメージしながら歯磨きに集中します。
これが「マインドフルネス」の状態です。(掃除も洗濯も料理もすべてマインドフルネスの練習になります。)
そうすると思考が大人しくなってきます。
私の中には「思考」という暴れん坊がいる。
この存在をちゃんとわかっておいて
この暴れん坊をどう管理していくか、味方につけるか敵とするかで人生の不安が増えたり減ったりします。
ヨガや瞑想の時間は、身体の緊張をとるというのも大事ですが、
実はマインド・思考を客観的にみて大人しくさせていくということがとても大事になります。
マインド・思考が大人しくなり「今ここ」にいる状態が「本来の自分」です。
最近は、思考を静めるためにヨガと瞑想の時間がなくてはならないものとなっている私です。
これがなかったら、ずーっと不安の渦の中に漂っていたかもしれないです。。。