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子供の旅立ちが寂しいとき

春は、お子さんが家を離れて一人暮らしを始めるといった方も多いと思います。
我が家も昨年の春、長女が東京の大学へ進学して家を離れました。

今となっては全然平気になりましたが、
私の場合は、旅立つまで残りの数日間が一番寂しさが込み上げてきて、一人で泣いてましたね。
子供たちには気づかれないように振る舞ってましたが、夫には寂しさを聞いてもらっていました。

寂しい気持ちがあるときに
「いつまでも寂しい気持ちでいちゃいけない。」
「早く感傷的な状態から立ち直りたい!!」って思いがちなんですが、
実は、この寂しい気持ちは出来る限りすべて味わっていくことが大事なんです。


寂しい気持ちを抑え込んで、大丈夫な自分を演じていると
肉体のどこかにこの感情が抑圧されます。

それが本当の自分を生きていない状態。
そこから症状につながる場合もあります。

湧いてくる感情は、どれも悪くはないし自然なものなので、
そのまま味わってあげましょう。

誰か聴いてくれる人がいるなら、
寂しさを聴いてもらうだけでも癒されます。

そんな人がいなくても大丈夫。
自分の寂しさを自分がわかってあげればそれで満たされます。

今、寂しい気持ちで、この春の陽気が少し明るすぎるなと感じている方は
是非、その寂しさの感情を十分に味わって認めてみてくださいね!


感情からの移動は、ゆっくりでもいいのです。