心を扱うと症状が消える
「言いたいことを言わずに我慢する」ということを私たちは無意識にやっています。
特に夫婦やパートナー、両親、お子さんなど 一見遠慮なく何でも言えそうな間柄だからこそ、本当に言いたいことは 相手のことを思って引っ込めてしまいがちです。
たいしたことじゃないから、言わなくてもいいや。と思っていても
それが自分の身体に少しずつ溜まっていくと、ある時満杯になって
それが症状であらわれることがあります。
本人にわかりやすいように、痛みやかゆみとして。
私も 最近ひとつ、夫に我慢して言っていなかったことを言ってみました。
「言っても変わることじゃない。」
「相手もわざとじゃない。」
「こんなことで小言を言うなんて、小さい奴だなと思われたら嫌だ。」
「今の良好な関係が壊れてしまうくらいなら、我慢しておく。」
だいたいこんな理由から、黙っていました。
言ってしまえば、 私の気持ちがとっても楽になり、 5年くらい治らなかった体のかゆみの症状も治ってきました!
相手を傷つけたくないと思って言わなかったことも、案外相手は傷つかない。
相手はこうだろうなと想像することは、案外思い込みでしかない、聞いてみて対話するしかないなと思いました。
あとは、大きな難題は解決に向けて動かざるを得ないので、自覚ありのストレスです。
ですが、小さな小さな日々のわだかまりの積み重ねは、知らないうちに自覚なしのストレスとして
じわじわとボディブローのように効いてきますね。
その小さなことって、「ん?」と思ってもスルーしてしまうことが多いのですが
その違和感こそ拾い上げないと症状になるまで大きくしてしまうなと改めて実感しました。