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痛みがあるのに身体を動かしてもいいのか?

ケガをした直後は、炎症や腫れをおさえるために安静が必要になりますが、それもだいたい2,3日目まです。

それ以降も安静を続けすぎると、

■筋力低下
■関節拘縮
■血行不良
■中枢神経の過敏化(脳が「痛み」を記憶してしまう)
などが起き、回復を妨げることがあります。

2,3日過ぎたら、痛みが許す範囲での運動や活動再開をおすすめします。

医学的論文でも
●「慢性腰痛患者に対しては、運動療法が痛みと機能改善に有効」と結論づけられています。
●ケガの後も、痛みや症状を見ながら可能な範囲で徐々に動かすことが、回復を促進するとされます。

もちろん、痛みを我慢して動くのではなく、自分が心地よい範囲で動くことが大事になります!
人間は動物です。動いて癒す力がもともと備わっています。

また痛みは悪いものではなく、「これ以上その動き、その姿勢をしているとだめですよ」という警報サインです。
なので、痛みを頼りに自分の動作を修正していくことは大事です。

常に自分の身体と対話しながら、労わる気持ちでケアや運動をしていきましょう。