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カテゴリー: 心のトレーニング

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周りの目が気になる問題

周りの目が気になって行動できない問題について。

これは私の中でも大きな問題でした。

というか、今でもまだ周りの目を気にしてしまう自分がいて、
まだまだ練習中でもあります。


ちょっと派手な洋服を着るのも、

「イタイおばさんだと思われたらどうしよう・・・」と思って無難な服に落ち着いたり。

失敗をしたくないから、やらない。を選択したり。

これを周りの目が気にならない人に相談したところで

「自分がやりたいようにやったらいいだけ!」と言われて

それはごもっともだと思いつつも、

そうは考えられない。と悶々としていました。


結論、

周りの目が気になって行動できない人は

自分が

周りの人をジャッジしまくっているということです。

私が

派手な洋服を着た人を、

羨ましいとも思いつつも

「よくあんな格好で外歩けるね」とジャッジしてました。


何かを行動を起こして失敗した人を
「あー失敗して、格好悪いわ」とジャッジしていました。

そして自分がそういう目で人をジャッジするから、

周りの人も私をジャッジしてくるに違いないと思うわけです。

だから
「よくあんな格好で外歩けるね」と思われそうでできない。
「失敗してダサい」と思われたくなくて行動しない。
を選択します。

このあたりのからくりが見えてくると

自分の考え方のクセに向き合っていくことが

制限が外れて生きやすくなってくると分かってきます。


「ジャッジしない」は、ヨガのレッスンでもよく言います。

「硬くて前屈ができない自分を責めないでください」と。

自分にだめだししてしまう方は

身体が硬くてポーズが取れない人をジャッジしていないか?
そういう思考が自分の中にないか?

点検してみましょう。

そうすると自分のポーズのできなさをジャッジすることなく受け入れることが出来ます。

あるがままの自分を認めることができます。



心を扱うと症状が消える

「言いたいことを言わずに我慢する」ということを私たちは無意識にやっています。

特に夫婦やパートナー、両親、お子さんなど 一見遠慮なく何でも言えそうな間柄だからこそ、本当に言いたいことは 相手のことを思って引っ込めてしまいがちです。

たいしたことじゃないから、言わなくてもいいや。と思っていても
それが自分の身体に少しずつ溜まっていくと、ある時満杯になって
それが症状であらわれることがあります。
本人にわかりやすいように、痛みやかゆみとして。

私も 最近ひとつ、夫に我慢して言っていなかったことを言ってみました。
「言っても変わることじゃない。」
「相手もわざとじゃない。」
「こんなことで小言を言うなんて、小さい奴だなと思われたら嫌だ。」
「今の良好な関係が壊れてしまうくらいなら、我慢しておく。」
だいたいこんな理由から、黙っていました。


言ってしまえば、 私の気持ちがとっても楽になり、 5年くらい治らなかった体のかゆみの症状も治ってきました!

相手を傷つけたくないと思って言わなかったことも、案外相手は傷つかない。
相手はこうだろうなと想像することは、案外思い込みでしかない、聞いてみて対話するしかないなと思いました。

あとは、大きな難題は解決に向けて動かざるを得ないので、自覚ありのストレスです。
ですが、小さな小さな日々のわだかまりの積み重ねは、知らないうちに自覚なしのストレスとして
じわじわとボディブローのように効いてきますね。
その小さなことって、「ん?」と思ってもスルーしてしまうことが多いのですが
その違和感こそ拾い上げないと症状になるまで大きくしてしまうなと改めて実感しました。

マインドフルネス瞑想は何をする?

世の中的に、マインドフルネスへの関心が高まっているのもあって

マインドフルネスへのご質問や、
火曜日のやさしい瞑想クラスへのご質問をいただくことが増えております。


普段、わたしたちの頭の中では

常にどうでもいいおしゃべりが続いていると言われています。

そのおしゃべりは一日6万語とも言われています!!



これは無意識に勝手におしゃべりが続いている状態なのですが、

その内容は
過去のことをあれこれ後悔したり、先の不安や恐れを考えていることが圧倒的です。


後悔や不安、恐れ、、、。こんなことを頭の中でずっと考えていたら、

私たちの脳は、疲れますね。

ですが、自動操縦でこういうことをやってしまっているのが現状です。

では、この自動操縦でやってしまっている頭のおしゃべりをとめるにはどうしたらよいのか?

ですが

それは、

まず「頭の中でおしゃべりが続いていることに気づくこと」がスタートになります。



おしゃべりが続いていることに気づければ、

次の行為として

「おしゃべりをやめる」という選択ができます。

気づいていないうちは、

「おしゃべりをやめる」という選択肢が見当たりませんので。

そして、気づくためには、観察が必要になります。


ざっくりというと

マインドフルネス瞑想の目的は

自動操縦の頭のおしゃべりを止めて、脳の疲労をとって脳を休めること。

そのためにやる練習は

観察、気づく、観察、気づく、観察、気づく、・・・・これだけです。


地味な練習ではありますが、

静かに座って、自分を観察する時間を作ること。

続けていくことで、着実に自分のものの見方、とらえ方、人の見方が変わってきます。

自分が変われば、

これまでストレスと感じていたことも、そうでなくなります。



年齢に関係なく、

運動を習慣すれば、筋肉が育つように

瞑想を習慣にすれば、ストレスに強い内面が育ちます。


からだとこころ。

マインドフルネスなヨガや瞑想で

どちらも育てていけます。




あれこれと考えてしまう時は



「自分のことは、これといった悩みはないけれど、

 子供の〇〇のことが気になって・・・」

とおっしゃるお母さんたちが結構いらっしゃいます。


私もわかっているはずなのに、
たまにこの思考に陥って、しばらく抜け出せないこともあります。。。


ですが、最終的に自分自身に言って聞かせるのは、

「それって、誰の問題だ?」
「そもそも本人はそれを問題だと思っている??」

です。

そうすると

「あー、また余計なおせっかいだったわ!」


と反省して、私と子供の問題を切り離すことができます。


母親という存在は、子供に愛情があるゆえに

勝手に先回りして、
子供がかわいそうな目に合わないように。
一緒に悩んであげないと。

とやりがちですが

たとえ親子であっても


自分の問題は自分で解決できる力を持っている。という前提に立ち

子供の問題は切り離す必要があります。

それが子供の能力を信頼するということです。

「頭の中の思考が止まらない、悩みごとがぐるぐるしている」

というときは、

その中身を点検して、

まず
自分の問題と子供の問題は切り離してみてください。

そのあと、心静かにマインドフルネス瞑想をして
意識を「今ここ」に集中し
頭の中をいったんクリアにすることをお勧めします!




昨年11月ごろから
やさしい瞑想クラスのグループレッスンを開催しておりますが


実際にクラスに通って定期的に通ってくださる方は

「ほぼ毎日、10分瞑想を続けていますが、
 頭の中がスッキリとします。余計なことを考えなくなりました。」

とおうちでも継続されながら、効果を実感されています。