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月: 2019年9月

MONTHLY ARCHIVE

腰痛の方にヨガがなぜいいのか?

最近、「メディカルヨガ」というものすごく分厚い本を読んでいます。
この本では、病院や薬に頼りすぎずに
心身の症状に自分で向き合って、
ヨガの呼吸法、ポーズ、瞑想、そして思考グセの改善によって
自分で自分の心身を治癒させていく方法を
・不安とパニック発作
・ぜんそく
・腰痛
・慢性疲労症候群
・頭痛
・不眠症
・更年期障害
・太りすぎと肥満・・・と各症例ごとに詳しく書いてあります。
今朝のニュースで、
日本の医療費が過去最高の42.6兆円(2018年度)だと書かれていました。
すぐに病院や薬に頼りすぎな日本人です。
国の財政が破綻しないためにも
一人一人が、
自分の心身の治癒は、全面的に自分に責任がある。
という大前提をここで確認しておきたいと思います!
そして今日は、腰痛の方がとても多いので(私も含めてです!)、
腰痛改善のヒントとなる【背骨の柔軟性】について簡単にお伝えしたいと思います。
背骨に関しては、いつもレッスンで
「柔軟に動く背骨が健康のバローメーター」だとお伝えしていますが、
この「メディカルヨガ」の本の中で、
「なぜ背骨の柔軟性が必要なのか?」の説明がわかりやすく書かれています。
↓↓↓ここから引用です。
背骨の椎間板を構成する軟骨には血管がないため、近くにある血管から栄養を取り入れるためには、背骨を動かさなくてはなりません。
ヨガのポーズの多くは背骨を前後に曲げたり、左右にねじったりする動きがバランスよく組み合わされているので、椎骨間のクッションの役目をする椎間板が乾いて退化するのを予防できます。
このクッションのおかげで脊柱の神経が圧迫や衝撃から守られているのです。」
↑↑↑ここまで。
椎間板ヘルニアの方もいらっしゃるかと思いますが、
椎間板を潤った状態にしておくためには、背骨自体を動かすことが必須ということです。
これは背骨に限った話ではなく、全身の関節の軟骨すべて同じですね。
膝関節や肩関節、股関節にも痛みや症状が出ている方がとても多いですが、
同じように動かさないことで、固まっていきます。
乾いて退化して、滑らかに動かせなくなります。
脅すわけではありませんが、動かさないことで関節は退化していきます。
病院でヒアルロン酸注射を打ってもらっても、その直後はよくても
動かさないと乾いていきます。
先日、生徒さんと腰痛の話していた時に
「私は以前椎間板ヘルニアになったのですが、今は全く痛みはありません。
 その当時、薬に頼っていた時は全然治る気がしなかったけれど
 自分で向き合うことを決めて、
 身体を動かしていったら痛みがなくなっていった。」
とおっしゃっていました。
私も自分の腰痛と向き合うようになり
自分の身体の癖がたくさんわかるようになってきました。
無意識で悪い姿勢(反り腰)になっている時、
それに気づいたら、
・丹田を意識する
・骨盤底筋を意識する
・左右均等に体重を乗せる
・肩をおろす
ということを地道に繰り返しています。
それをやるうちに、
自分の心身の癒しは自分でできるという
自信がついてきましたし、
ある程度痛みを緩和できるようになってきました。
下に紹介するポーズは、背骨を柔軟に動かすのに適したポーズです。
ぜひやってみてください!
【腰痛の方におススメの背骨を動かすポーズ】
①四つん這いになります。
②吐く息で背骨を天井に近づけるように上げていきます。
(お腹を内側に引き寄せるように)
③吐き切ったら、楽に背骨を戻します。
④吸う息で、胸を開きます。
⑤吸い切ったら、楽に背骨を戻します。
これを繰り返します。
腕と脚は、
吐く息の時も吸う息の時も下方向に押してあげると
背骨の動きがスムーズになります。
そして意識は自分の背骨に向けて観察し続けます。
「滑らかに動く背骨」を観察します。
どちらかの背骨の動きが痛い場合は、
一方だけの動きを繰り返していてもOKです。
決して痛みを無視してやらないようにしましょう。
心と身体を切り離さずに自分を癒すプライベートヨガセラピーはこちら
https://beingyoga2009.com/private

呼吸法・マインドフルネスヨガのレッスン~コープクラブ交流会~

先週、コープいしかわさまの第1回コープクラブ交流会に呼んでいただき、

「呼吸法・マインドフルネスヨガ」のレッスンを行ってきました。

 

ヨガマットを使わずに、椅子に座っての

呼吸法・マインドフルネスヨガのレッスンは初めての経験!!

しかも人数が25人を超えていたのでちょっとドキドキしました。

 

「マインドフルネスを知っている方はあまりいないかもなぁ。」

と想像はしていましたが、、、

知っていると手を挙げてくれたのはたった2人!!

もう少し知られているのかと思いきや、あまりマインドフルネスって知られていないのですね!

 

簡単にいうと

マインドフルネスとは、
頭のおしゃべりを止めて、
「今ここ」に意識をおくことです。

 

頭のおしゃべりは一日6万語と言われ、

その中身のほとんどは過去の後悔や未来の不安など、

頭の中だけで作っている妄想です。

それが脳のエネルギーをたくさん消費し、脳を疲れさせます。

 

マインドフルネスの実践を継続すると、

脳の疲れがとれ、脳の老化が防げます。

・ストレスに強くなります。

・思考に振り回されない、本来の自分に戻れます。
(イライラしていない穏やかな私に出会えるということです!!)

 

 

ストレス解消、脳の老化防止、本来の自分に戻れる、、、など

たくさんの効果が期待できるマインドフルネスです!

 

実際の体験の様子↓↓↓

椅子に座りながら呼吸練習、そして軽く身体を動かしながら

自分の身体の観察を続けて

意識を今ここ(身体)につなぎとめておきます。

 

 

 

「ああなったらどうしよう。」

「ああしておけば今頃は〇〇だったはずなのに。」

こういった思考はすべて今現実には起きていないことです。

それをずっとグルグルと考えては、脳を疲弊させています。

 

マインドフルネスとは、そのグルグル思考を一回やめることです。

グルグル思考をやめないことには、

不安や後悔から脱出することはできません。

そこから脱出できないと、行動につながりません。

 

 

本来ヨガというものは

マインドフルネスな状態でやるものなので、(そうでなければヨガではないです!!)

あえてマインドフルネスヨガと謳う必要もないのですが、

エクササイズ目的なヨガと区別するために

私はあえて「マインドフルネスヨガ」と言っています。

 

 

石川県ではそれほど認知度が高くないマインドフルネスですが

世界的にみると

IT企業を中心にマインドフルネス瞑想が研修に取り入れられているところが増えています。

ビジネスマンのストレス低減と脳力(能力)UPにもつながる

マインドフルネスです。

 

自然災害、ストレスフルな社会、、、外側がどんな状況であれ

不安に駆られずに自分らしく安心して生きていくためには

自分の内側に、自分の軸、よりどころとなるものがあると強いです。

マインドフルネスの練習はそんな強さを育ててくれます。

ご興味ある方は是非一度ご体験くださいね!!

 

https://beingyoga2009.com/group

 

 

マインドフルネスで「胸のつかえがとれて、胸のここに穏やかな光がある」

昨日は、ヨガ哲学3か月講座の最終回の方とのレッスンでした。

この方とのレッスンは、

ヨガ哲学の教えをがっつりと伝えるよりも

本人の思考グセの掘り下げの方にたくさんの時間を使い、

その考え方の根拠をヨガ哲学でちょこちょこと固めていくような感じで進めました。

 

「胸の真ん中に何か塊があるようで、つらい」

「家で呼吸の時間を過ごしても、ちっともいい気分に戻れない」

「怠惰な自分に戻っていく」

「自分で立て直せない」

等々、、、

途中で大きな波が何度もやってきました。

 

それでも

「本当の自分は何か?」

を知ってしまっているので、

戻るところはそこしかありません。

 

それを繰り返しながら

最後には「胸のつかえがとれて、胸のここに穏やかな光がある」

とおっしゃっていただけました。

————————————

ご感想をご紹介します。

『ヨガ哲学とは?と最初は難しく思っていましたが、

レッスンを受けていき、

本来の自分を見つけること

本来の自分に戻ることの方法を教わり、

今から生きてく中でとっても大切な事と方法を知り

本当に私はラッキーです。

本などで読んだり、人から聞いたりはしていましたが、

実際に自分で体験した何とも言えない穏やかな気持ちと

今までに味わったことのない幸せな気持ちを

身体で感じ、

これからも実行して幸せになりたいと思います。』

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・本来の自分に戻るってどういうこと?

・穏やかな自分を体験するってどういうこと?

と興味が湧いてきた方はヨガ哲学体験レッスンにてお待ちしております!

https://beingyoga2009.com/tetsugaku

 

ありのままで生きましょうと伝えられるヨガ哲学

自分に厳しい人。

がとても多いのですが、

ヨガ哲学7日間無料メール講座を読んでいただいた方から

タイムリーなご感想メールをいただきました。

 

ご感想メールはこちら↓↓

『周囲には、ありのままの自分を認めず、がんばりまくる方々がたくさんいらっしゃいます。

「そのままでいいよ」と人には言ってあげられるけれど、

自分には厳しい人が多い気がします。

かつての自分もそうでした。

自分の努力が足りないと自分を責めたり、自分を過小評価するのが良いという風潮さえ感じます。

そうしていて、努力しない(と一方的に感じた)人に腹を立てたり、責めたり、ジャッジしたり。。。

なので、ヨガ哲学はそういうことをやめて

ありのままの自分で生きましょうよ、と伝えられる素晴らしい教えですね。

がんばるママ友や、子供たちにも、

こういうことを私も伝えていけたらいいなと思います。』

 

 

自分に厳しい人は、

【自分の理想像】が高すぎるのかもしれません。

あるいは、

【自分の理想像】と【現実の自分の姿】

との大きな差をみて

そこに罪悪感をもってしまっている場合も多いです。

 

ですが、今現在、存在している私は誰なのか?

本当の自分はどっちなのか?

といえば

【現実の自分】なわけです。

理想像はあくまで、そうなりたいという理想像であって

今の自分ではありません。

周りの人だって、

【現実のあなた】をみて

よくやっている、そのままでいいよ。と言ってくれているのに。

 

自分だけが、

まだだめだ!と思っているというわけです。

だれもあなたをダメだと責めていません。

自分の頭の中だけです!!

 

このダメ出しが、何につながるかというと

自分への信頼を崩すことになります。

 

 

ヨガ哲学は自分らしく生きるために

大事なことを教えてくれます。

知っていたら、力を抜いて楽に生きられます!!

https://beingyoga2009.com/tetsugaku