ヨガをするときは身体の硬さは全く問題ありません。
なぜなら、前屈で床にベターっとつくことをゴールにしないから。
前屈だけではなくて、あらゆるポーズにゴールを設けること、出来るできないでジャッジすることは不要です。
目的は、身体を観察して、気づきをもらうこと。
ヨガの最中は、
身体に意識を向けて、観察します。
そして「ここが硬いな」「裏側が縮こまっているな」「吐きにくいな」と
今日の私の体に気づいていきます。
観察をしなければ、気づきが入りません。
気づきが入れば、そのまま脳に伝わりますので
あとは脳と身体のネットワークにお任せするのみです。
臓器は私が指示をするまでもなく、いつも動いてくれていますよね。
筋肉だってそうです。こうしてキーボードをたたいているときも
「人差し指を動かして、中指を動かして、、、」と指示しなくても動いてます。
私がなんとかしなければ!というのはちょっと置いておきましょう。
というより、
任せてしまった方が心身ともにゆるむことができるので、その方が断然治癒力も発動します。
観察して気づく。
これをやるのがヨガ中の私の役割です。
あとは任せる。
できないポーズがあっても何も問題ないのです。
その時は、出来るところまでのポーズで、自分を観察してあげましょう。
「できない私は情けない、、、」と落ち込むのはなぜでしょうか?
誰とも比べなくていいのです。
人と比べるメガネを外して
自分をじっくりと観察するメガネにかけ替えて
ヨガしましょう!
その目的を忘れないことです。
周りの目が気になって行動できない問題について。
これは私の中でも大きな問題でした。
というか、今でもまだ周りの目を気にしてしまう自分がいて、
まだまだ練習中でもあります。
ちょっと派手な洋服を着るのも、
「イタイおばさんだと思われたらどうしよう・・・」と思って無難な服に落ち着いたり。
失敗をしたくないから、やらない。を選択したり。
これを周りの目が気にならない人に相談したところで
「自分がやりたいようにやったらいいだけ!」と言われて
それはごもっともだと思いつつも、
そうは考えられない。と悶々としていました。
結論、
周りの目が気になって行動できない人は
自分が
周りの人をジャッジしまくっているということです。
私が
派手な洋服を着た人を、
羨ましいとも思いつつも
「よくあんな格好で外歩けるね」とジャッジしてました。
何かを行動を起こして失敗した人を
「あー失敗して、格好悪いわ」とジャッジしていました。
そして自分がそういう目で人をジャッジするから、
周りの人も私をジャッジしてくるに違いないと思うわけです。
だから
「よくあんな格好で外歩けるね」と思われそうでできない。
「失敗してダサい」と思われたくなくて行動しない。
を選択します。
このあたりのからくりが見えてくると
自分の考え方のクセに向き合っていくことが
制限が外れて生きやすくなってくると分かってきます。
「ジャッジしない」は、ヨガのレッスンでもよく言います。
「硬くて前屈ができない自分を責めないでください」と。
自分にだめだししてしまう方は
身体が硬くてポーズが取れない人をジャッジしていないか?
そういう思考が自分の中にないか?
点検してみましょう。
そうすると自分のポーズのできなさをジャッジすることなく受け入れることが出来ます。
あるがままの自分を認めることができます。
「言いたいことを言わずに我慢する」ということを私たちは無意識にやっています。
特に夫婦やパートナー、両親、お子さんなど 一見遠慮なく何でも言えそうな間柄だからこそ、本当に言いたいことは 相手のことを思って引っ込めてしまいがちです。
たいしたことじゃないから、言わなくてもいいや。と思っていても
それが自分の身体に少しずつ溜まっていくと、ある時満杯になって
それが症状であらわれることがあります。
本人にわかりやすいように、痛みやかゆみとして。
私も 最近ひとつ、夫に我慢して言っていなかったことを言ってみました。
「言っても変わることじゃない。」
「相手もわざとじゃない。」
「こんなことで小言を言うなんて、小さい奴だなと思われたら嫌だ。」
「今の良好な関係が壊れてしまうくらいなら、我慢しておく。」
だいたいこんな理由から、黙っていました。
言ってしまえば、 私の気持ちがとっても楽になり、 5年くらい治らなかった体のかゆみの症状も治ってきました!
相手を傷つけたくないと思って言わなかったことも、案外相手は傷つかない。
相手はこうだろうなと想像することは、案外思い込みでしかない、聞いてみて対話するしかないなと思いました。
あとは、大きな難題は解決に向けて動かざるを得ないので、自覚ありのストレスです。
ですが、小さな小さな日々のわだかまりの積み重ねは、知らないうちに自覚なしのストレスとして
じわじわとボディブローのように効いてきますね。
その小さなことって、「ん?」と思ってもスルーしてしまうことが多いのですが
その違和感こそ拾い上げないと症状になるまで大きくしてしまうなと改めて実感しました。
自分が言いたいことを我慢していると、あご周りの筋肉が緊張してきます。
失敗しないようにと先回りして考えすぎていると
失敗しないようにと肩がぎゅーっとなって凝ってきます。
相手を思っての優しさから
言いたいことを我慢する。
うまく仕事が運ぶようにと
段取り上手で気遣い上手。
そうして
あまり意識せずに抑圧してしまう言葉、緊張感は身体に溜まります。
食いしばりや歯ぎしり、
首や肩が凝ったり、
常に身体が緊張している感じがするのは
がんばっているからです。
私はよくやっているなと認めてあげてくださいね!
そして
身体に溜まるものは
はずしてあげる習慣をつけると
コリや痛み、疲労感から抜け出せます。
それを放置したままだと、
だんだんと慢性化して
過緊張、慢性疲労、無気力につながります。
仕事を頑張っている方は、
夜に自分の身体と心と向き合う習慣ができたら最高ですね。
2月までの冬の期間
夜は月2回オンラインレッスンを開催していましたが
夜にヨガをして身体をゆるめてからベットに入るのが
思いのほか心地よく
そして
参加されていた方からも継続開催を希望するお声をいただいたので
3月からも引き続き夜のオンラインレッスンを開催します。
日中の疲れを外す
緊張をゆるめる
神経を鎮める
このあたりにフォーカスした夜のゆるヨガです!
立位なしのゆったりしたヨガです。
体をゆるめて眠りにつくことで
心身の疲労回復が、ぐっと促進されます!!
【3月開催日】
日時/3月13日(木)、27日(木)20時30分~21時30分
料金/回数券1回分
体験の方は初回2,200円(税込)となります。
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